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ボルドーからサンセバスチャンへ。ワインとピンチョスの旅 その15 アスルメンディの続き

前回記事の「アスルメンディ」のお話の続きです。

楽しいピクニックの後は「バルコニー」と呼ばれるダイニングホールへ通されて、席に座ってお食事タイム。

赤ワインはせっかくなのでスタッフおすすめのリオハのものを頼みました。

さてまず出てきたのが「フローズンオリーブとベルモット」
白いのがフローズンオリーブ。
オリーブ畑から直接持ってきたみたいな感じで飾られてます。
箱に敷き詰められた一見土のようなものはオリーブのパウダーですって。
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「Egg from our hens, cooked inside out and truffled」
自家農園の卵なんですね。
トロトロ卵黄にトリュフソースを注入した一品。
一口で食べれちゃうのがもったいないほど。
これはとっても美味しかった。
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「牡蠣のタルタル 海藻風味」。
大ぶりの牡蠣が牡蠣のタルタルと牡蠣のジュレの上に乗っかってて、海藻のソースが敷いてある。
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「Sea urchin, emulsion, juice and waffle」
ウニと海藻、トビコに赤紫色のウニソースをかけて食べる一皿。
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「Peas and roe」
ちっちゃなインゲン豆みたいなお豆。
畑のものと海のものが合わさってる。
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「Roasted lobster out of the shell, its crunch and mayonnase
ちょい半生にローストされたロブスターに、エビマヨ味のパリパリ棒が添えてある。
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ちょっぴりスパイシーなフライドポークと3種のバスクチーズ。
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「Cod tripe, chicken peas and herb potatoes」
たらの白子かな?
トロッと濃厚。
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「Monkfish in Iberian Crust, artichokes and basil」
あん肝みたいののイベリコハム巻きが外側だけカリカリに焼いてある。
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まさかの二日続けての鳩。
お豆とともにシャンピニオンを煮詰めたソースで。
なんか敬遠してた鳩、結構好きかも。
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デザートも三皿でてきました。

「Pineapple, cardamom and celery 」
パイナップルとカルダモンとセロリ?
一見合いそうもない素材がよく調和がとれてて、なんだかトロピカルな風味。
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「Yogurt, honey, and five spices」
クリーミーだけどさっぱり。
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「Chocolate, peanut and liquorice」
これは濃厚。
ピーナッツバターカップに乗っかった、ほんのりハーブの香るチョコレート。
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プチフール。
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植物の標本みたいにして出てくるのが面白い。
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一面ガラス張りのホールからのどかなバスクの山を見ながらのお食事、楽しかったです。
こちらのシェフ、エネコ・アチャは国内最年少で三つ星シェフになったそう。
これからも進化し続けるレストランなんでしょうね。

前の日のベラサテギのお料理は熟練の完成された技、って感じでしたけど、こちらは若くてワクワクするようなお料理でした。

まさかの2日続けての三つ星レストラン。
皿数も14皿以上で席に着いてから食べ終わるまで延々3時間半ほど。

行く前は緊張して肩こるかな、とかお腹いっぱいで卒倒するかなとか思ってましたが、
美味しいワインと食事、皆でワイワイガヤガヤと非常に面白かったです。
お勘定の額は面白くなかったけど。




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Azurmendi (アスルメンディ)
住所:Corredor del Txorierri, Salida 25 | Barrio Legina, s/n Larrabetzu, 48195 Larrabetzu, Spain
Tel:944 558 866
HP

by mickimchi | 2016-06-21 10:51 | Comments(2)
Commented by lapie-fr at 2016-06-22 13:46
いや、ココ~
コメントするの躊躇しちゃうっですよ
やり過ぎ感バリバリ~なんだもん
いかにも顔が濃そうな…
と、思ったら神経質そうな調理人たち

味よりお値段がしりたいと思っちゃっただすよ(。。
Commented by mickimchi at 2016-06-22 14:57
>らぴさん、
あははっ、らぴさんのコメント、ウケる〜!
確か料理は175ユーロだったと思います。
なんだかね、分子レベルで調べた原理で料理する分子ガストロノミーとかなんとかいうよくわかんない分野だそうです。
だから厨房も調理場というより科学の実験室みたいな感じ。

正直、ウニと海藻とトビコを真紅のソースで食べるやつは、居酒屋の突き出し風にだし醤油で食べたかったですし、ちっこいトンカツみたいのはトンカツソースで食べたかったです。


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