ソウルから大邱へ。韓国のおいしい味と美術作家さんたちに会いに。その2 聞慶の山菜料理と星州郡の人形作家さんのアトリエ

二日目の朝、早々とソウルを出発。

バスで、聞慶(ムンギョン)経由で星州(ソンジュ)郡の人形作家さんのアトリエを訪ね、その先のテンプルステイの深源寺に向かいます。

聞慶は慶尚北道の都市。
バスでソウルから3〜4時間。
韓国の地図で言うとソウルは左上の方、この旅の最終目的地は地図の右斜め下に位置する大邱ですから、聞慶はその中間地点、ちょうど地図で言うと韓国の真ん中あたりです。
(ものすごいざっくりした説明ですいません。ざっくりした性格なものですから...)

聞慶は韓国伝統茶の一つ、五味子茶(オミジャチャ)とリンゴの特産地でもあります。
五味子は名前の通り、甘み、苦味、塩味、辛味の五つの味があり、その人の体調によって感じられる味が違うという韓方の生薬にも使われる、美容、強壮に効く不思議なお茶。

この「五味子の里」で、お昼ご飯。
山菜ビビンバをいただきます。
お店の名前は、まんま、「聞慶山菜(ムンギョンサンチェ)ビビンバ」。

おいしそうでしょう?
水キムチには特産品のリンゴが浮かんでます。
まずはコチュジャンをつけずにお醤油をほんの少しかけて山菜の味を楽しんでくださいとのこと。
ホント、山菜の深い味わいは薄味で楽しむのがいいですね。
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サラダとチャプチェ、テジスユ(茹で豚)もつく、20,000ウォンのコース。
このエゴマの葉の醤油漬けとキムチと一緒に食べる茹で豚もおいしかった。
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もちろん五味子茶も。
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有名店なんですね。
広い店内はお昼時、満席でした。
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聞慶山菜ビビンバ
문경산채비빔밥

慶北聞慶市聞慶邑サンチョリ355−2番地
경북 문경시 문경읍 상초리 35502번지
Tel:054−571−3736


さて、大満足のお昼ご飯のあとは、慶尚北道の 南西部、星州郡の人形作家さんのアトリエにうかがいました。

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キムソンス(김성수)さんはコクトゥと呼ばれる人物や動物の木彫像の作家さんです。
コクトゥとは、もともと葬列の葬輿(サンヨ:棺を運ぶ輿)の装飾品として製作されたものが代表的で、韓国独特の文化遺産です。
亡くなった方が新たな世界に旅立つ時、同行者としてその方を慰め、楽しませてくれる存在のかわいらしいお人形。


誰の手によっていつ作られたかはっきりしない素晴らしい作品も韓国全土に数多く残されているところは朝鮮の庶民の民俗絵画である朝鮮民画と相通ずるものがありますね。


そんなコクトゥに、現代的なテイストを加えた新たな木彫像を作り続けている方がキムソンスさん。
まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのような彼のアトリエ。
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現代の洋服を着たお人形も。
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ソウルや大邱で何度も展覧会を開かれているそうです。
ユーモラスなお人形たちを眺めていると、自然と顔がほころびます。
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ご本人の自画像。
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陶芸作家さん、김종훈(キムジョンフン)さんの窯にもうかがいました。
シンプルだけど暖かみのある器たち。
どれもこれも欲しいなぁ。
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なんてのんびりしてるうちにお寺の方との約束の時間が迫ってきました。
一路、深源寺へ。



by mickimchi | 2016-10-20 08:06 | 韓国で出会ったもの、事柄 | Comments(2)
Commented by mchikiwithrin at 2016-10-20 09:00
おはようございます。
相変わらずうっとりな異国記事ですね~~~!!
料理のお皿の数に圧倒されます、実に見事です!!
Commented by mickimchi at 2016-10-20 17:04
>ここちきさん、
韓国は、片田舎(失礼!)にも洗練されたお料理を出すところが色々あっておもしろいです。
ここらへんは、ビビンバにもコチュジャンを入れないそうで、一口にビビンバって言ってもいろんな種類のビビンバがあるもんだなぁと思いました。


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