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2017年GW スペインバスク地方、ワイナリーと バル巡りの旅 その1 ビルバオ到着

2017年のGWは、スペインのバスク地方に行きました。
パリから飛行機でスペインバスク地方の中心、ビルバオに到着後そのままビルバオに二泊し、その後山バスクのワイン産地、リオハでワイナリー巡りをした後、サン・セバスチャンで思う存分バル巡りを楽しみました。

去年も行ったサン・セバスチャン。
町の旧市街の碁盤の目のように並んだ路地に、ひしめくように並んだバル。
そこでワインやチャコリをひっかけながら、それぞれのお店の名物ピンチョスを食べ歩く。
もう楽しくて楽しくて、美味しいお店を網羅しようと、今年も行ってしまったわけです。

バスク地方は年間の雨量が多く、緑が濃く山と海に囲まれたところ。
赤土の平坦な土地が続く、カラッと天気がいいスペインのイメージとはちょっと違います。

ということでお天気も心配だったのですが、最初の目的地、ビルバオに到着した日は快晴。
ビルバオは、19世紀から20世紀にかけては工業都市として栄えたものの近代に入ると不況に見舞われ、20世紀末には町の活気が失われてしまったそう。

それが、建築家フランク・ゲーリーによるグッゲンハイム美術館が完成し、地下鉄の整備、空港や橋、サッカースタジアムの建設が進み、住民たちの努力もあって、観光都市、アートの街として蘇ったということです。

宿泊したのは街の中心、グッゲンハイム美術館の向かいに位置するグラン ホテル ドミネ ビルバオ。
チェックイン後、まずはシャンパンで乾杯しようと立ち寄ったホテルの最上階のカフェのテラスから見た景色。
グッゲンハイム美術館が目の前に。

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シャワーを浴びてリフレッシュして早速町にくりだしました。
グッゲンハイム美術館の外に展示されているジェフ・クーンズの作品、「PUPPY」。
どの方向から見ても可愛らしい巨大フラワードッグ。
年に2回衣替えするんですって。
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美術館を一巡りして。
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さてその後は、旅の目的、ピンチョスを食べ尽くす!ということでランチからタパスを楽しめるバル、「El Viejo Zortzi(エル・ビエホ・ゾルチ)」(google情報)に向かいました。
歩いて約15分くらいかな?
google mapによると、美術館からの近道は公園の中を突っ切るということで、ドニャ・カシルダ・トゥリサル公園を歩きました。
木々に囲まれたとても綺麗な公園で、皆、犬を放し飼いで散歩させてるんです。
公園の近くにはオープンテラスのカフェがあって、人々は昼下がりからワイン片手にジャズバンドの生演奏を楽しんです。
なんだかアートと自然と人々が一体化したようなホントに素敵な街。
住人の人々が羨ましい。


さて、優秀なgoogle mapのおかげで迷わずお店に到着。
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お店は入り口にカウンター席、奥にテーブル席があります。
ホテルのフロントで予約を入れてもらったので、奥のテーブル席に座らせてもらいました。
と、こちらのテーブル席はレストランで、ピンチョスを頼むにはカウンター席じゃないといけないんだそう。
あらまあ、じゃぁ移動しましょうと思ってたら、特別にテーブル席でピンチョス頼んでいいことになっちゃった。
最初のお店から親切にしていただくと、なんだか嬉しくなっちゃいます。

ということで、腰を据えて名物ピンチョスを色々頼みました。

「トルティージャパタタ」。
揚げたお芋のマッシュに、卵のソースがかかったものをグラタンにしてあるからトロトロでクリーミー。
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ちょうど旬だったフレッシュホワイトアスパラガスのバターソテー。
スライスアーモンドのの香りがほんのり。
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バカラオのサラダ
アボカド、赤ピーマンの上にバカラオ(タラ)のスライスが乗せられたカルパッチョのような一皿。
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やわらかタコの下はりんごのソテー。
この不思議な取り合わせがびっくりの美味しさ。
タコとりんご、合うんですね。
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新鮮プリプリのエビをアイオリソースで。
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お店の壁にはワインがずらり。
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ランチからピンチョス三昧。
とっても満足して、帰りはトラムでホテルに戻りました。
トラムは芝生の上を滑るように走る、ビルバオの市内を回るにはとても便利な乗り物で、近代的なきれいな車両でした。

地下鉄に乗るには近すぎるけど、歩くのはちょっと疲れたなぁ、なんて時はトラムに乗って景色を見ながら「あっ、そろそろ目的地。次で降りよう。」なんて雰囲気で利用できるので観光客でも気楽で楽しいですよ。
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「El Viejo Zortzi(エル・ビエホ・ゾルチ)」
住所:Poza Lizentziatuaren Kalea, 54, 48013 Bilbo, Bizkaia
Tel:+34 944 41 92 49

こんな感じでしばらく、バスク旅行のレポになります。
唐辛子メニューと韓国のお話を楽しんでくださってる方々も、しばらくお付き合いくださいませ。
(たまに脱線、いつもの内容のブログに戻るかと思います...)


by mickimchi | 2017-07-15 08:11 | Comments(0)


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