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初心者的大邱(テグ)の旅 その1「なにがなんでもチムカルビ」

大邱(テグ)。
韓国の東南部に位置する、韓国でソウル、釜山に次ぐ第3の都市です。
いつか行ってみたいって思ってました。
ソウルもいいけど、韓国全土には色んな魅力と色んな味が楽しめる場所が地方にたくさんあるんじゃないかと、Yuckyさん
ビョンさんお両方のブログを読みつつ感じておりまして、そして、そして、特に大邱!
おいしい物とおもしろい物がそこらじゅうにころがっていそうで。

今回、東京からのソウル旅行で、エアラインチケットを1日間違えて予約してしまうという夫の思わぬ失敗のため、いつもより一泊多い旅行日程になるという大ラッキーなハプニングで、そんじゃ、一泊大邱(テグ)に行ってみようという事になりました。

朝8時30分ソウル駅発のKTXで大邱へ。
東大邱駅まで1時間50分で着くところ、あれ?ちょっと遅れて到着。
ま、よくある事のようです。
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列車の中で、旅行の下調べしてたら、もうあっという間。


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郊外に行っても見所がたくさん、雄大な自然や文化財が数々ある大邱。
おいしい物もあっちこっちにあるようです。
もう色々行きたいところがあったんですが、今回は一泊だけと時間の限られた中で、大邱中心部のどうしても行ってみたいところだけに見るところを限り、ガイドさんもお願いして効率よく大邱をテクテクお散歩してみる事にしました。
大邱市役所 観光文化財課の丸山雅子さんにメールで問い合わせたところ、丸山さんは、ちょうど「ツーリズムEXPOジャパン」のお仕事で日本にいらっしゃるタイミングだったので、ガイドさんとしてチョ・スンソンさんを推薦して下さいました。











ということで、東大邱駅に着くとガイド役をお願いしたスンソンさんが待ってて下さいました。
お、大邱は名産がりんごと美人だそうですけど、サラサラヘアーのキュートな方。

1日半よろしくお願いしま〜す。
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宿泊先のノボテルホテルまでタクシーで。
荷物を置いて、大邱のテクテク散歩に出かけます。


スンソンさんとは、メールのやりとりで「大邱に行ったらやりたい事リスト」をいろいろお伝えしておきました。
そのやりたい事リスト、その1。

「なにがなんでも、とりあえず、大邱10味のひとつ、チムカルビを食べる。もちろん昼からビールで。」

チムカルビって、ソウルでもよく見かけるカルビチムとはちがう、大邱独特の郷土料理らしい。
カルビチムは、甘じょっぱいタレで牛肉をコトコト煮込んだお料理ですけど、どこがちがうのか。

その味は、辛くって、でも食べたらやみつきとの事。

という事で西門市場(ソムンシジャン)へgo。

チムカルビは、大邱の中心地の東仁洞(トンインドン)にチムカルビ通りという通りがあり、そこが有名なんだそうですが、市場の中にもサンミシクタン(三味食堂)っていうおいしいお店があるらしい、っという事を、これまた前出のYucky's TapestryのYuckyさんのブログで知って、そんならっとこちらにうかがいました。(Yuckyさんのブログにお店の詳細が出てます。)

夢にまで見た、西門市場(ソムンシジャン)。
朝鮮時代の3大市場のひとつだそうで、韓国の市場が大好きな私としては是非行ってみたかった場所。
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ひ、ひ、ひろ〜い。
ソウルの市場とくらべて、全部がでかいです。
通路も売り場も、ついでも市場のおばちゃんたちの体格もおっきいような。
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サンミシクタン(三味食堂)に到着。
まだ、11時ちょっと過ぎだけど、食べる気満々です。
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しばし待つと、チムカルビ登場!
ゲージュツ的にひんまがったお鍋に入ったチムカルビ。
牛肉のチムカルビと豚肉のチムカルビがありましたが、牛肉にしました。

骨付きカルビを柔らかく蒸し煮にして、サーブ直前に例のひんまがったお鍋で、唐辛子とお醤油、ニンニクにフルーツ等が入ったタレにからめてるとみた。(多分。)
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こちらはスンソンさんが注文した「どじょう汁」。
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実言いますと、「どじょう汁ってど、ど、どうよ。」と思ってたんです。
なんか生臭いのでは、などと。

でも、「ひとくちどうぞ。」のお言葉に、試しにひとくち。
それがおいしいんです。
どじょうの形はどこにもなく、ただ、ただ、じんわり広がるスープのうまみだけ。
「どうぞ、どうぞ。私はいつでも食べれますから。」なんてお言葉に甘えて、あれれ?ほとんどうちの夫婦が食べたような。

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そして、チムカルビ。
ひん曲がりきったビジュアルのお鍋に入った牛肉のチムカルビ。
こってり甘辛の味かと思いきや、甘すぎず、辛すぎず(私には)、お肉しっとり、ジューシーでうま〜い。
こってり、じゃなくてこっくりした味です。

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大満足で、帰りがけにお店の前でサジャンニム(社長さん)をぱちり。
前にいるの、ワタシじゃないですよ。
通りすがりのアジュンマ。
日本人とわかると、たどたどしい日本語で話しかけてきました。
そういうのもうれいしいですね。

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ソウルと比べて、日本人わりかし珍しいのかな?

あの、チムカルビ、どんだけ気に入ったかっていいますと...
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西門市場で、チムカルビ用の鍋買っちゃったもんね。
どなたか、チムカルビの作り方教えて〜!
by mickimchi | 2014-10-02 14:45 | 韓国のおいしい所 | Comments(14)
Commented by yukiful-xmas at 2014-10-02 17:17
待ってましたぁ、大邱レポが始まりましたね!
スンちゃんの笑顔、久しぶりに見れて嬉しいです。
相変わらずキレイでチャーミング♪

レポを読んでいるとどれくらいmickimchiさんがチムカルビをお気に召されたかが伝わってきます。
ゲージュツ的にひんまがったお鍋 → 例のひんまがったお鍋 →
ひん曲がりきったビジュアルのお鍋・・・ しかも、鍋を購入!(爆)
これほどチムカルビの「お鍋」に着目したレポがあるでしょうか!?(笑)

どじょう汁も絶品でしょ!?
私もここでどじょう様に開眼してしまいました。
両方たのまないと気が済まないんですよ~!

こんなに活き活きとしたレポが読めて嬉しいです。
いつか、mickimhiさんとチムカルビを肴にビールを飲みかわした~い!!(笑)

つづきも、楽しみにしてますね。(*^^*)


Commented by ビョン at 2014-10-03 00:24 x
私もお待ちしておりましたよ、mickimchiさん風大邱レポ(笑)
スンちゃんの日本語、日本人としか思えないほど完璧ですよね~。
mickimchiさんのチムカルビへのハマり方、ハンパないですね。
洗面器まで買ってきちゃったなんて(笑)
サンミ食堂は、チゲが付くんですね。
私が行った店は、チゲが付かず、なんだかさみしい食卓でした。
おっ、初チュオタンでしたか?
それなら是非全羅道 南原(ナムォン)式チュオタンも召し上がってほしい。
慶尚道式と全く違うから、比較すると面白いですよ。
ソウルでも新村のグランマートの裏に、美味しい店があります。
さて、次はフグかな?(笑)

Commented by mickimchi at 2014-10-03 10:53
>Yuckyさん、
昨日の晩ご飯のうちの会話。
私「Yuckyさん、韓国行く前にパーマかけすぎて、ソウルでALL韓国語で話しかけられたんだって。」
夫「アータ(私の事をこう呼ぶ。)、パーマかけてないのにいっつも韓国語で話しかけられるじゃない。」
私「多分ビジュアルが韓国アジュンマ風なんだと思う。」
夫「確かに。」

この先もYuckyさんとビョンさんのブログ頼りの大邱の旅レポが続きまして、リンクしまくってしまいますが、どうぞよろしくお願いします。

Commented by mickimchi at 2014-10-03 11:11
>ビョンさん、
春香コル南原チュオタンの事かしら?
早速調べてしまいました。
おいしそうなお店!
行ってみたいです。
ドジョウのすり身が入った味噌ベースのスープにエゴマの粉をたっぷり入れるとドジョウの臭みが和らぎまったりとした味わいのスープになります、って書いてある。
マジ、うまそうです。

大邱のイルミスンドゥブもおいしそうですね。
ビビンバにスンドゥブかけてグチャグチャにして食べたいです。

帰ったばかりなのに、また行きたいなぁ、大邱。
Commented by ビョン at 2014-10-03 11:17 x
新村のチュオタン屋、正解です。
すりつぶしておらず、丸のままのドジョウちゃんが入っている통추어탕もあり、私はこちらも好きです。

大邱の食、深いでしょ?
今後はエアチケットを誤って一日早く予約しない時でも、是非大邱までお出かけくださいね(笑)
Commented by mickimchi at 2014-10-03 12:26
>ビョンさん、
すりつぶしバージョンから入ってもいいでしょうか。
どじょう汁の世界へ。
ホントはですね、皆さんがいらしたナマズ村のナマズ料理もちと怖い。
スンソンさんに「今度はナマズに挑戦してみようかしら?」って聞いたら、「あれは頭がこっちを向いています。」って言ってたから、どうしようかな。
Commented by らぴ at 2014-10-03 19:25 x
すごいねえ、いろいろ食べちゃって。
1回しか行ったことがない韓国です。
それも、20年以上前の。
イメージ、変わったんでしょうね。
Commented by love-t_k at 2014-10-04 12:13
こんにちは
韓国に行ってたんですね
またまた美味しい物がたくさん登場でよだれです(笑)
どじょう汁旦那が好きで一度だけ作った事があります
臭みはないですよね
Commented by mickimchi at 2014-10-04 17:23
>らぴさん、
顔はそっくりなのにね、食文化は随分日本とちがいます。
最初はね、食堂に入ってテーブルの上に置いてあるナフキン代わりのトイレットペーパーにびっくりしてたものだけど、全然違和感なくなっちゃったもんね。
もちろん、うちでは置いてないですけど。

そうそう、地方の郷土料理がウリの食堂にソウルで入ったら、そば粉のクレープが出てきてとってもおいしかった。
キムチを巻いてあったけど。
Commented by mickimchi at 2014-10-04 17:26
けいこさん、
どじょう汁まで作られたんですね。
もう完全に尊敬の眼差しです。
お料理してる時、どじょうさんと眼があっちゃったらどうしましょう。
私には無理そうです。
Commented by lapie-fr at 2014-10-05 04:01
いや、どじょうって啼くんですよ。
知人の居酒屋へ開店前に遊びに行っちゃったのね。
下拵えの土壌ちゃんが、串を打たれると啼くの。
思わず絶句してたら、板さんが、美味しく食べるからねって心で云ってるって。
はあ、それからどじょうは食べたないっす。
Commented by mickimchi at 2014-10-05 07:58
>らぴさん、
夫もおんなじ事言ってた。
古い人なので、昔、子供の頃、おうちのまわりをどじょう屋さんがどじょうを売って歩いてたんですって。
それでそのどじょうをその場で調理してくれたらしんだけど、啼くのを聞いて
それ以来食べれなくなって、このお店で多分半世紀ぶりくらいにどじょうを口にしたようです。
感想は…
「姿が見えなければまた食べたい。」との事でした。
Commented by 순선 at 2014-10-05 08:23 x
믹킴치님~~대구를 방문해 주셔서 감사합니당~^♥^ 찜갈비와 추어탕이 맛있었다니 너무 다행이네요~~덕분에 저도 즐거운 시간이었답니다 다음에도 또 맛있는거 먹으러 가요~^ㅇ^
Commented by mickimchi at 2014-10-05 17:02
>순선 씨,
이 뒤에도 블로그에서 대구 리포트 계속되므로, 보러 오세요~^ㅇ^


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