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済州島とソウル 郷土料理と民族芸術に触れる旅 その2  済州芸術に遭遇。

さて、また何事もなかったように先月行った済州島とソウルの旅レポの続き。

済州島到着翌日にまず向かったのは済州大学博物館です。
前もって先生が我々が見学する旨を伝えて下さっていたので、開館時間前にもかかわらず案内の方が出迎えて下さいました。
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済州島で発見された石器や土陶器、人々の生活民具、書画類など済州と関連した資料がたくさん展示されています。
ここで一番先に目に飛び込んできたのは、済州島の巫俗神をえがいた10点の巫神図の絵です。
1882年、高宗時代にこの巫神図が置かれていた堂が取り壊され、もともと12点あったうち10の巫神図だけが残ったそうです。


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(博物館でいただいた本から写真を撮りました。)

実際に展示されているのはレプリカなんですが、なんと特別に日本から研究者が見学に来たとのことで(あれれ?話が大袈裟に伝わってる、ま、いいっしょ。)現物を見させていただけました。

秘密(?)の部屋の厳重にしまわれた中から現れたのは、色鮮やかに描かれた今にも動き出しそうな男の神様と女の神様の絵。
600年以上の時を超えて、女の神様のチマチョゴリの朱色や、神様達の装飾品の金箔まで残っています。

その他、朝鮮王朝時代の地方の行政官とその妻達の絵(これも実際のものは消失して、消失前に模写された絵が現存しています。)とか、シャーマニズム要素が含まれる地元の宗教を抑えて儒教を広めるために描かれた、たくさんの文字図などが展示されています。

このような絵を見ると、済州島が儒教の影響をうけつつも、韓国本土とは違う独自の文化、伝統を育んできた歴史がなんとなくわかる気がします。

他にも、魚を獲る舟と網、海女たちが使っていた道具、農具や、馬具など、島の人々がどのように生活をしていたのかがわかる、生活の道具が飾られています。
済州島は1200年代モンゴル(元) に支配された時代にモンゴルの馬文化が広まったのだそうです。
そういえば車の窓から見た馬たち、モンゴルのお馬さんみたいにちょっと胴長の小柄なお馬さんだった。

博物館から見た漢拏山(ハルラサン)。
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済州島の島の守り神という説もある石像、トルハルバン。
この古代彫刻、その起源は謎だそうですが、一体一体の顔の表情や手に持ってる物がちがって見ていると微笑ましいです。

中には、書物や、さらにはお酒の杯らしきものをもってるトルハルバンもあって、お酒が好きな故人を偲んで作られたのかしら、などと想像してしまいます。
「あなたのトルハルバンもお酒の杯持ってるのかも。」などと、昨日出会った人達から茶化されるワタクシ。
すでに酒好きな事がバレてる。
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この済州大学博物館と、この後行った済州民俗博物館で、済州島の人々の歩みを少し教えていただいてから島を巡るルート、おすすめですよ。

こちらが済州民族博物館。
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済州大学博物館  (제주대학교박물관)
住所:済州島済州市我羅1洞山1(제주도 제주시 아라 1동 1번지)
お問い合わせ電話番号:064-754-2241
開館時間:10:00〜16:00
by mickimchi | 2014-11-17 13:36 | 韓国で出会ったもの、事柄 | Trackback | Comments(2)
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Commented by lapie-fr at 2014-11-17 18:35
う~ん、なかなかっです^^
いい時間、古きを訪ねるのっていいなっ

見せてくれて、メルシ~
(謝謝、中国語。韓国は、なんて言うのかな?)
Commented by mickimchi at 2014-11-18 13:56
La pieさん、
カムサ(感謝)ハムニダ(いたします)で、カムサハムニダです。
ねえねえ、独身男をチョンガーっていうでしょ?
あれも韓国語からきてるんですよ。


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