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済州島とソウル 郷土料理と民族芸術に触れる旅 その4 パワースポットから冠帽資料館と石文化公園

おいしいお昼ご飯のあとは、数ある済州島のパワースポットのひとつに連れて行ってくださいました。
興味津々で車を降りて小道を少し歩いた先に現れたのは、森の入り口みたいな所にある秘密の広場みたいな場所。
臥屹本郷堂(ワフルボンヒャンダン)という済州民族信仰の神聖な堂(タン)です。

大きな神木が覆うように生い茂った「堂(タン)」には夫婦神が別々に祀られている祭壇が。
済州島には古くから人々が神木や神岩の前に祭壇を作り、祭礼を行ってきた場所が数々あるそうです。

私は霊感とか全くわかりませんが、ここでは不思議な感覚にとらわれました。
あんまり説明すると、堂神のご加護がなくなりそうなので秘密ですけど。
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昔から村人が、村の安寧や人々の健康を祈って祭礼を行ってきたところですから、霊験あらたかな場なんだと思います。
簡単にパワースポットというのがはばかられるくらい、神聖な雰囲気の場所でした。

さて、そんなちょっと不思議な感覚にとらわれながら次に向かったのは、冠帽(カッ)の資料館です。

ほら、韓国の時代ドラマで、官吏や両班など昔のお偉いさんが被っている冠帽、あれがカッです。
一時期は済州島がカッ作りを一手にになっていたほど済州島のカッ作りは有名だそうで、いまではカッ作りの工房は、ソウルと済州島に残るのみだそうです。
その冠帽作りの継承者としての第一人者が済州島にお住まいでしかも女性、康順子(カンスンジャ)さんという方だそうです。

という事で、その方の功績を紹介し、様々な冠帽(カッ)と、冠帽(カッ)に関する貴重な資料が展示されている場所だそうです。

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ちょうど韓国に来るときの飛行機KEの機内誌に特集が組まれていました。

その機内誌のページから写真を撮らせてもらいました。
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竹糸と、細い細い馬の毛を編み上げて作る気の遠くなる程の細かい作業。
名人の彼女でもひとつ作るのに20日かかるそうです。
官吏たちが官服着用の際かぶったものや、儒学者たちが被ったツノがたくさん生えてるようなもの、武官が被ったてっぺんがまんまるい(ほら、のれんみたいな紐がついたヤツです。)ものなど、いろいろ展示してあって、観た時代物のドラマで被ってたてた役者さんたちの顔が次々思い浮かんでおもしろかったです。
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ついでといっちゃなんですが、帰り道沿いにある済州石文化公園に寄りました。
みんなそれぞれ、「特に石には興味がないなぁ。」とか、「入場料が5000ウォンは高すぎる。」とかブツクサいいつつ歩いてみたら、これがとっても素敵なウォーキングコースだったんです。

済州島には大自然を堪能できる色々なトレッキングコースがあります。
済州オルレといって海岸沿いや山々、小さな村などを巡る散歩コースは20以上も作られています。
これらは数々の絶景ポイントや、パワースポット、観光スポットを巡りながら歩けるウォーキングコースなのですが、だいたい半日くらいかかるみたい。
もちろん韓国最高峰である漢拏山(ハルラさん)登山などにも挑戦なさるのもいいと思いますが、ま、私のようなズボラなタイプには、この石文化公園のお散歩、おいしいお夕飯食べるための午後の気持ちいい運動みたいでちょうど良かったです。

といっても、この石文化公園、壮大なスケールで公園全体は100万坪だそうで、いくつもコースが設けられています。
入り口でもらった地図を見つつ、我々は一番最短のコース。
それでも1時間かかるかな。

なだらかな道をのんびり歩きながら見る、この秋景色。
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済州島ではススキの草原の夕景色も底抜けに明るい感じ。

見上げれば幻想的な夕空。


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たくさん歩いて、なんかお腹減ってきたぞーっと思ってたら、「今晩は黒豚通りで黒豚を食べましょう。」だって。
ヒャッホー!

臥屹本郷堂(ワフルボンヒャンダン)
済州特別自治道 済州市 朝天邑 臥屹里1274−1
お問い合わせ :064−782−0391(臥屹事務所)

カッ資料館(갓 전시관 )
済州市 朝天邑 橋来里457−1
HP: http://www.gatkorea.org

済州島石文化公園
済州 済州市 朝天邑 橋来里 南朝道2023 
064-710-7731
休園日:毎月第一月曜(ただし休日の場合は開園)
by mickimchi | 2014-11-22 10:31 | 韓国で出会ったもの、事柄 | Trackback | Comments(6)
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Commented by love-t_k at 2014-11-22 12:38
こんにちは
済州島は旦那の両親の出身地なんです
前に一度だけ行った事があって旦那と住所を探したけど知っている住所が古い住所なので解らなかったって事がありました
また行きたい所です
Commented by lapie-fr at 2014-11-22 15:57
詩情ゆたか……
ススキの風情
高く青くの空と、そして雲

いやいや、素敵です
Commented by mickimchi at 2014-11-23 10:25
>けいこさん、
そうなんですか。
済州島の「堂(タン)」という祭祀をする所の様子にそっくりなものが沖縄にあるんだそうです。
そしてそれが日本の神社の原型かもしないっていう説もあるんですって。
もしかして古代は、日本と済州島は文化とか人々との往き来が想像以上に盛んだったのかもしれませんね。
Commented by mickimchi at 2014-11-23 10:54
>La pieさん、
南仏って印象派の画家がたくさん移り住んで創作活動をした場所じゃないですか。
済州島に移り住んで絵を描き続けてる画家もいらっしゃるんですよ。
やっぱ雄大な自然の中だと、あるがままの自然を写しとりたいっていう気持ちになるのかしらね。
Commented by yukiful-xmas at 2014-11-23 22:35
どこも素敵なところですね~。
パワースポットもカッの資料館も行ってみたいな~♪

私の中でススキ=済州のイメージができつつあります。
こちらのオルレもすごく景色が良さそうですね~。
私も最短コースで歩いてみたい!(笑)


Commented by mickimchi at 2014-11-25 11:00
>Yuckyさん、
私も石文化公園、あんだけ歩いて石の写真一枚もない...
ススキと空ばっかり撮ってました。
あとカッ資料館は、歴史物のドラマで観たスケベな大臣役とか、悪巧みを考えてる儒学者の親分役の役者さんの顔を思い浮かべながら回ると楽しかったです。


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