ボルドーの市内からシャトー・ランシュ・バージュのワイナリーへ行く道は、ボルドーから北へ延びるD2という道路。
左右に広大なブドウ畑が広がり、道路沿いに日本でもおなじみの有名シャトーが続々と現れる、ワイン好きにはたまらないグラン・クリュ街道と言われている道路です。 で、行き帰りの道すがら、ちょっと写真を撮らせていただいたシャトー。 シャトー・オー・ブリオン シャトー・ローザン・セグラ シャトー・パルメ シャトー・マルゴー シャトー・ ムートン・ロートシルト シャトー・ラトゥール シャトー・ピション・ラランド 以前来た際に、シャトー・オー・ブリオンとシャトー・ ムートン・ロートシルトはシャトービジットさせていただいたんです。 この日は日曜でシャトーがクローズしてましたけど、その分思いっきりいろんなシャトーを外から覗かせていただきました。 でね、ワインスクールに通っているという同乗のお友達3人によると、ソムリエ試験に合格するにはボルドーのメドックの61あるシャトーの名前を全て覚えなきゃなんないんですって。 しかも、シャトーの位置関係までも。 そういうわけで、61シャトーの名前を丸暗記するために、ワインスクールの生徒さんたちは無理やり変な語呂合わせを考えては授業で披露してるらしいです。 シャトー巡りのドライブ中、ずっとその変な語呂合わせを唱えているソムリエ候補たち。 ちょっとエッチな語呂合わせとかあって、もう車の中は大笑いでした。 さてボルドー市内に戻って晩御飯。 Hippopotamus(ヒポポタマス)というカフェ。 ま、軽めに牛肉のタルタルに、前菜盛り合わせ、ステーキを皆で取り分けようということになり(ね、わりといい組み合わせと思うじゃないですか。)、出てきたのがこちら。 イヤ〜ん、デカ〜。 ステーキ頼むと付け合わせのサイドディッシュが色々セットで食べれるんだ。 でもポテトこんなに食べれるか? とかなんとか言いながら、ワイン何本も空けてる〜。 ず〜っと赤だったから南仏白ワインもいっときました。 お店外観撮り忘れ。 お店HPからちょっと拝借しました。 なんか色んなとこにあるチェーン店なのね。 メーデーで日曜日のこの日、ボルドーのお店はクローズしてるとこばっかりかなぁと思ってたんですが、結構中心街はオープンしてるカフェやブラッスリーもありました。 #
by mickimchi
| 2016-05-25 07:49
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ボルド−3日目。
この日はボルドー市内から車でD2(通称シャトー街道とかグラン・クリュ街道とか呼ばれてる)を北上して、シャトー・ランシュ・バージュを訪問しました。 ランシュ・バージュといえば、ラトゥール、ラフィット・ロートシルト、ムートン・ロートシルトなどの第一級シャトーがひしめくポイヤックで、5級ながら実力は2級のさらに上と言われているシャトーです。 ここはシャトービジットしたい人を歓迎してくれる、気軽にワイナリー訪問が楽しめるシャトーでこの日も大勢の人々が。 アメリカ人も多かったな。 そういえば、アメリカでは「Lynch-Bages」を英語読みで 「ランチ・バッグ」というあだ名で呼ぶほど人気があるってどっかで聞いたことがあるのを思い出しました。 スタッフの女性のもと、英語の解説を聞きながら敷地内を歩きます。 巨大なステンレス発酵槽。 整然と並ぶオーク樽。 敷地が広いので、古い醸造所の跡も残してあって、昔使っていた道具なども展示されていました。 面白いことにこのワインの古い醸造所、以前日本酒の酒蔵ツアーに行った時の酒蔵に雰囲気が似てる。 ツアーの最後はお楽しみのテイステイング! 今、高いもんね。 なかなか飲めないからグビッといっときました。 さて楽しかったツアーの後は、これまた楽しみにしていたお昼ご飯。 ほら、ワイナリーの横にはバージュ・ヴィラージュ、つまりバージュ村と呼ばれるかわいいワイン村が広がってるの。 手前がお土産やさん、奥がパン屋さん、その先には星付きレストランを備えたオーベルジュまで。 ランシュバージュの経営者だったやり手のジャン・ミッシェル・カーズ氏が、今から20数年前から眠ったようなポイヤックの村を、訪れる人が楽しめるワイン村に少しずつ変えていったそう。 このワイン村の向かって左側の「Cafe Lavinal」でお昼ご飯です。 スターターの一皿に、メイン一皿、プラスチーズかデザートが付いて28ユーロのランチセット(だったかな。)を頼みました。 もちろんボルドーの赤も。 夫のスターターは「マグロのカルパッチョ」。 私ははっきり覚えてないんですけど、チキンとお豆のスープ仕立てみたいなの。 夫はメインは仔牛ちゃん。 焼き加減がちょうどいい。 私はメインもスープっぽいのになっちゃった。 でもこれがイケる。 スープはブイヤベースっぽい味で、ポトフみたいにお野菜がゴロゴロ入ってるのが美味しかった。 Cafe Lavinal (カフェ・ラヴィナル) 住所 Rue Desquet, 33250, Bordeaux, France Tel 330 5 57 75 00 09 日曜日もやってるよ。 シャトー・ランシュ・バージュ Chateau Lynch Bages Tel 330 5 56 73 24 00 1時間のシャトービジットとワインテイスティング(2種)で9ユーロ。 シャトー・ランシュ・バージュHP #
by mickimchi
| 2016-05-23 08:43
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La Terrace Rougeでランチの後はサンテミリオンの町に行ってみました。
今から約1300年前に聖人エミリオンが隠とんの地として選び、信者が集まって町となったと言われるサンテミリオン。 町は石畳の坂道がたくさんあり、中世のたたずまいのまま残っています。 白いパラソルの下は土地のワインを出すカフェやレストランの外のテーブルや椅子が並んでて。 そして町のシンボル、モノリス教会。 大修道院の地下は、石灰岩の一枚岩をくりぬいて造られた大聖堂になっています。 カフェのテーブルが石畳の広場に。 でもこの日は4月下旬なのにさ〜むくてさ〜むくて。 店の中でショコラショー飲んであったまりました。 町をブラブラしてワインショップでワインを購入。 ヤマトの宅急便で日本まで送ってくれます。 お土産屋さんもかわいいもの売っててあれこれチョコチョコ買っちゃいました。 で、すっかり忘れてたんですけど、以前訪れた時ラギオールの肉切りナイフを買ったナイフ屋さん。 お店の中に入って思い出しました。 もう10年以上も前ですがお店の様子はそのまんま。 なんだか知らないけど、今回は洋包丁セットを買ってしまった。 この職人肌の店主のおっちゃんが、頼めば数分でナイフの刃に名前を彫ってくれるんです。 自分の名前と購入日が彫られたナイフセット。 むひょ〜、これはいい買い物でした。 ね、切れそうなナイフや包丁見ると欲しくなるの、私だけでしょうか。 ボルドーに戻って町に繰り出します。 お客さんが大勢入ってるブラッセリー「Villa tourny」へ入ってみることに。 立ち飲みのお客さんもわんさか。 しっかし、よく食べて飲むのになんでフランス人て痩せてる人が多いんだろう。 我々はどっかり座って。 夜8時まではタパスタイム。 オードブルや小皿料理、フィンガーフードなどのみ頼めるんだって。 8時過ぎるとメインやご飯もの(っていう言い方でいいんだろうか)が頼めるシステムだそう。 ヨーロッパは夜ご飯のスタートが遅いからね。 ものの15分ほどで8時だったので、タパスつまみに一杯やってようっていうことになり。 しっかしメニューに書いてあるタパスたちがミョ〜に美味しそうで。 結果、タパスを頼みすぎてメインにたどり着けませんでした。 ミニ春巻き。 サモサ。 アジアンチックな揚げ物がメニューに載ってるとメラメラと頼みたくなるのがアジア人。 パンコントマテも頼んじゃって。 スペイン行って食べりゃいいけど。 とはいえボルドーはスペインとの国境も近いから、スペイン風の料理やタパスが結構イケるんですね。 で、もちろん合わせるのはボルドーの赤。 「明日は車でシャトー巡りだからあんまり飲みすぎないようにしよう!」なんつって、結局この後ホテルのワインバーで飲み直してしまいました。 Villa tourny 住所: 20 allée de Tourny, 33000, Bordeaux, France 電話番号: 05 56 44 60 48 #
by mickimchi
| 2016-05-20 12:25
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ボルド−2日目。
朝からサンテミリオンに向けてドライブ。 ボルドー市内から車で約1時間くらいの所に位置する、言わずと知れたボルドーワインの名産地のひとつ、サンテミリオン。 中世の趣をそのまま残した町並み、その周りにはブドウ畑が広がり、名だたるシャトーがひしめきあってるユネスコの世界文化遺産にも登録されている所です。 そのサンテミリオンの格付けグランクリュ クラッセ、シャトー・ラ・ドミニクのワイン醸造所のシャトーにワインテイスティングを予約しておいたというわけ。 何しろ、旅行にご一緒したお友達母娘はこの旅行が決まってからワインスクールに通い、今ではソムリエ試験に挑戦したいというほどワインの勉強にいそしんでいる気の入れようなんですもん。 で、そのワインスクールのお友達が偶然ボルドーを一人旅しているということで、彼も急遽ご一緒することになり、ボルドーでは寝ても覚めてもどっぷりワイン漬け、っていう旅行プランになったんです。 到着したシャトー・ラ・ドミニク。 古いシャトー。 その横にはワインレッドのモダンな建物。 1時間ほどかけてワイナリーの中を係りの女性が英語で案内してくれるワイナリーツアーには、各国から大勢の参加者。 醸造用タンクも現代的。 ここはサンテミリオンでも早くから現代的な醸造法を取り入れたシャトーなんだそう。 ワイナリーツアーの最後はシャトーのショップで、 お楽しみのワインテイスティング! ランチはシャトーの2階のレストラン「La Terrasse Rouge」で。 レストランのテラスにはワインレッドの石が敷き詰められ、 3方がガラス張りの広い店内からは、一面ブドウ畑と点在するシャトーが見えます。 近くにはシュヴァル・ブランやオーゾンヌ、遠くにはポムロールのペトリュスなど名だたるシャトー。 ブドウ畑のド真ん中でお昼ご飯っていうのも楽しいです。 ビッグビンテージの2009年を頼んで。 スープが美味しい。 サラダの次は夫はメインはラム。 私はダックを。 また別腹の... アイスクリーム愛に燃える夫の分。 ワタクシの。 これはお友達のワインスクール友達が頼んだデザート。 デザート名は忘れちゃいましたが、赤ワインシャーベットの赤ワインスープ漬けみたいなもので、メニュー見たときは「ウェ〜、変なの。」って言ってたのに、味見させてもらったらこれが一番美味しかった。 っていうか、さっき会ったばっかの人のデザート、味見させてもらう私が一番変なの。 さあ、食後は腹ごなしにサンテミリオンの街をブラブラしてみましょうってことでそのお話は次回。 La Terrasse Rouge 住所: Chateau la Dominique | 1 Lieu Dit la Dominique, 33330 Saint-Emilion, France 電話番号: +33 5 57 24 47 05 #
by mickimchi
| 2016-05-17 13:15
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先月末から10日間ほどヨーロッパに行っていました。
柄にもなく。 事の発端は遡ること1年くらい前。 食いしん坊の仲良し飲み友達と、いつものようにいつものお店で飲んでる時、どういう話からか 「ヨーロッパの美食の都、スペインのサンセバスチャンに行って、ピンチョスを食べまくろう!」という話になったんです。 ま、こういう類の話は酒の席でのその場限りの酔っ払いの酔っ払い話で終わるのが常なのですが、この時ばかりはそうならなかったんです。 で、サンセパスチャンまでは日本からの直行便はないので、どうせ行くならフランスのパリ経由でボルドーに飛び、ボルドーでワイン漬けの2〜3日を過ごし、そこからレンタカーで国境を渡ってスペインに入り、サンセバスチャンまで行こう。という壮大なプランを打ち立てた酔っ払いたち。 気分が盛り上がってる間に早々と飛行機のチケットを取り、友達夫婦とそのアガシ(娘さん)、我々夫婦で旅に行くことになったんです。 とはいえフランスにもスペインにもツテもコネもないわけで、それから下調べやらホテルやレンタカーの予約やらとバタバタです。 何しろ我々夫婦は以前ボルドーからサンセバスチャンまで旅したことがあるとはいえ、それはそれは遥か彼方一昔前の話。 なんとも珍道中になるだろうと想像しておりましたが、まさにその通り。 怪我も事故もなく帰ってこれたのがラッキー、くらいなものです。 で、これからちょっとの間、その旅の様子を書いていこうと思います。 ヨーロッパ初日、ボルドー市内のホテルにチェックインしたのはもうよる8時過ぎ。 さんざん飛行機内や乗り継ぎの空港の待ち時間に食っちゃ飲み、飲んじゃ食いしていたんですが、せっかくボルドーだから、ちょこっとボルドーワインが飲みたくなり、ホテルの1Fのワインバーに行きました。 その名も「The Wine Bar」というワインバーで、ボルドーの赤を。 シャルキュトリとチーズの盛り合わせで乾杯。 ミートボールなんぞも頼んでしまって。 後日気がついたんですが、ここ、ボルドーの他の飲食店と比べても、雰囲気もいいし食べ物も美味しい。 またボルドーに行く機会があれば、また立ち寄りたいです。 お店の天井からはワイングラスのシャンデリア。 フランス語だけでなく、スペイン語も英語もペラペラなお店の方。 さすが、いろんな国から観光客が来るボルドーですね。 Le Boutique Hotel Bordeaux(ル・ブティックホテル・ボルドー)の1Fです。 The Wine Bar 住所: 03 Rue Lafaurie de Monbadon, 33000, Bordeaux, France 電話番号: +33 5 56 48 80 40 営業時間 月曜〜土曜 18:00~23:30 日曜 11:00~15:30 19:00~22:00 #
by mickimchi
| 2016-05-14 09:23
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