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2023年秋のソウル旅⑧ 市場巡りは続く


京東市場の次は中部市場に行きました。
中部市場も2018年以来です。
ここはいつ来てもワクワクしちゃいます。
地下鉄2号線の乙支路4街から歩いてすぐ、5号線の東大門歴史文化公園からも歩けますし、明洞や南大門、東大門からタクシーでも便利なのでオススメの市場です。

主に海産物の乾物やお海苔、キムチや塩辛などお土産にもってこいの品々が勢揃いしてる楽しい場所。
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中部市場
コネスト地図
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こちらで買ったのは干しムール貝。
ぬるま湯で戻すと、ムール貝のいい出汁が出るんですよ。
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その出汁で炊いたムール貝の炊き込みご飯を作りました。
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奥のスープはファンテック。
ファンテ(干したすけそうだら)は小分けになってるものを清澤洞のSSGフードマーケットで買いました。
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こちらの調味料は現代百貨店の「名人名村シリーズ」やロッテマートソウル駅店で。
左からチューブのサムジャン、メシルチョン(梅シロップ)にマッカンジャン。
サムギョプサルを焼いてお野菜に包んでちチューブサムジャンをちょっとつけたりするのにとっても便利。
メシルチョンはお砂糖がわりに炒めものや和え物に使うと味に深みが出ます。
そして目下の一番のお気に入りはマッカンジャン。
いわば韓国の万能醤油で、お醤油にほのかに甘味とフルーティな香りがついているような調味料。
↑のムール貝ご飯のたれもこのマッカンジャンに万能ネギのみじん切りと韓国産粉唐辛子を加えたものです。
マッカンジャン、日本でもネットなどですぐ手に入るかと思ったらなかなか売ってないんですね。
もっとたくさん買ってくればよかったな。
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ムール貝ご飯と一緒に、おかずはズワイガニでカンジャンケジャン。
お正月用にスーパーに並んでいる冷凍のズワイガニを冷蔵庫で解凍し、カンジャンケジャンのたれでさっと和えただけ。

奥は京東市場の山クラゲで山クラゲのエゴマ炒め。
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あとはこれを書いました。
「カムテ」
コンブ科のカジメという海藻を海苔状に巻いたものです。
磯の香りが良くって、そのままパリパリ食べてもいけるし、ご飯を巻いたり、ご飯にまぶしたり、お肉やお刺身を乗せて食べても美味しいんです。
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このカムテでほぐした明太子とマヨネーズ、ごま油少々とごまを加えてあえた明太マヨご飯を巻いて、ミニミニ渦巻きキンパを作りました。
いくらを乗せてちょっと豪勢に。
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このカムテ、韓国でも流行ってるみたいで、滞在中に食べたお店でもカムテを使った一品が色々出てきました。

こちらは、カムテにユッケを乗せたもの。
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クルクル巻いてユッケのカムテ巻き。
美味しかったですよ!
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こちらも別のお店で出てきたユッケのカムテ巻き。
今度マグロの中落ちでこんなの作ってみようかな?
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# by mickimchi | 2023-12-29 13:55 | Comments(4)

2023年秋のソウル旅⑦ ソウルの市場巡り まずは京東市場で山クラゲと魔法の粉

午後はソウルの市場巡り。
まず行ったのは京東市場(キョントンシジャン)。
タッカンマリのお店のある新設洞(シンソルトン)駅のお隣の祭基洞(チェギドン)駅のすぐそば。

以前もご一緒したお友達が例のお味噌屋さんでお味噌が買いたいというのでまずそこへ。
この日はお母さんがお店番。
色々味見させていただいて、お味噌は小分けに密封容器に入れてラップでグルグル巻きにしてもらいました。
こうするとスーツケースの中で大変なことにならずにすみます。
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相変わらずの賑わいです。
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そしてこれも。
クンチェ、干し山クラゲ(乾燥山くらげ)です。

干し山クラゲの戻し方は簡単。
たっぷりの水に山クラゲを浸して一晩置き、鍋に湯を沸騰させて山クラゲを入れて2分ゆでます。
ゆでた山クラゲをザルにあけてボウルにとり、流水で洗って2回ほど水を換えしっかり熱を取って水気を切ります。
これを3センチくらいに切れば色々なお料理に使えますよ。
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なぜゆえ干し山クラゲ?って言うと、チュクミ屋さんのチュクミ定食で出てきたナムルの盛り合わせの真ん中に、この山クラゲのエゴマ炒めのナムルが入ってて、これが忘れられないお味だったのです。
京東市場で干し山クラゲを偶然見かけて迷わずゲットした、っていうわけです。
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早速作った「山クラゲのエゴマ炒め」。

エゴマの粉大さじ1を温めた昆布出汁50ccに加えてよく時混ぜておく。
フライパンに下処理した山クラゲ100グラムを入れ、長ネギのみじん切り大さじ1/2、ニンニクのみじん切り小さじ1、えごま油大さじ1/2、塩、薄口醤油各少々、鰯エキス(なければナンプラー)を加えてよく混ぜ合わせて火をつけます。
中火でひと炒めしたらエゴマ水を加えて混ぜ合わせながらさらに炒めます。
韓国産粉唐辛子を振り、味を見て塩で味を整えたら火を止めて出来上がりです。
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あとは明太マヨで和えたり(韓国でもこういう食べ方もあるみたい)、
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和風に白だしと鷹の爪と一緒にジップロックに入れて浅漬けにしても美味しいです。
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せっかくだから薬令市の東明人参、동명인삼 (トンミョンインサム)でまた韓方粉を買ってきました。
以前あった韓方粉のカプセルはなくなっていましたが、お店の方がお料理に使える韓方粉もすぐにわかるように説明して下さって色々物色してきましたよ。

とはいえ韓国語表記ですので、あらかじめ日本人のYouTubeで調べていった「痩せて美しくなる」という粉をゲット。


よもぎの粉は肉団子に入れると、ほのかによもぎの香りがして美味しいです。
あとお風呂に入れたりね。
生姜粉はココアに入れたり、料理に使ったり。
ハトムギやあんずの種は市販のリーズナブルなパックシートに塗ってからパックしたりもしてます。
そのうち効果が現れるか?
気長に待ちます。
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この後中部市場も行ったんですが話が長くなったので、その話は次回。

# by mickimchi | 2023-12-20 16:18 | Comments(2)

2023年秋のソウル旅行⑥ 美味しすぎるタッカンマリの名店、ソンガネタッカンマリ

秋のソウル旅行も後半戦。
前日夜に到着したお友達も加わって、まずはお昼に「ソンガネタッカンマリ」へ。
なんと6年ぶり。

お店は東大門駅から2つ目の新設洞(シンソルトン)駅から歩いて7~8分くらい。
韓国メディアの取材NGということで、知る人ぞ知るお店なので激混みというわけではないのですが、昼時とかは席がいっぱいになっちゃうので、オープン少し前に行きました。

このビジュアル!
最初、鶏肉の上のニンニクの量にびっくりするのですが、ひとくち食べると鶏肉の旨みとマイルドなスープの美味しさにニンニクのことすっかり忘れちゃうんですよね。
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タテギ(辛味味噌)とマスタード小皿に取って、このお店特製のタレを注ぎ、ニラをたっぷり、そこに鶏肉と浅漬けキムチを入れていただくスタイル。
このタレが絶妙にさっぱりしてて良いのです。
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鶏肉はお店の人におまかせしてれば、いい感じになったところでチョキチョキして下さいます。



そして締めはタッカンマリの旨みがたっぷり出たスープでカルググス(うどん)。
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ソンガネタッカンマリのお店の詳細記事です。
6年前に書いたのですが、お店も味も全く変わらず。
そういう名店、うれしいですよね。

あっ、タッカンマリが27,000ウォンになってましたけど。
こればっかりはしょうがないですね。

ソンガネタッカンマリ
住所:ソウル特別市鐘路区仁洞 201-13
Tel : 02-2234-9065
営業時間:12:00~22:00 (ブレイクタイム15;00~17:00 ラストオーダー21:00)
完売次第閉店なのでご注意を。
休業日:日曜日、旧正月、秋夕の連休)


さて、午後はソウルの市場巡り。

# by mickimchi | 2023-12-18 13:13 | 韓国のおいしい所 | Comments(2)

韓国で流行ってる(らしい?) 渦巻きキンパ、作ってみました。

秋のソウル旅行レポの途中ですが、最近作るのに凝ってる「渦巻きキンパ」のご紹介。
竜巻キンパとも言うらしい、カットした断面がちょっとかわいいトルネードミニキンパです。
韓国で流行ってる(らしい?) 渦巻きキンパ、作ってみました。_a0223786_15211081.jpg



お海苔は手巻き寿司用の半切りの大きさのを使います。

こうやって半切りサイズの海苔に、半分の長さに切ったものを重ね、つなぎ目にご飯つぶを糊がわりにしてくっつけたものと、もう一枚は半切りサイズの海苔を使います。
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ご飯は、炊いたご飯に塩、ごま油、白炒りごま少々を加えて混ぜ合わせたもの。

長い方の海苔にご飯を薄く広げて短い方の海苔を乗せ、具を並べて手でくるくる巻いていきます。

具はなんでもいいのですが、今回は卵焼きを細く切ったもの、細切りのにんじんに塩を振って20分置き、ぎゅっと水気を絞ったもの、さっとゆでて水気を取った小松菜、カニカマ、
ハム、たくあん、紫キャベツにしました。
韓国で流行ってる(らしい?) 渦巻きキンパ、作ってみました。_a0223786_15424388.jpg



巻き終わったら海苔の表面にごま油を塗って少し置いてからカットします。
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先日お友だちが遊びに来たので、韓国風豆腐のいなり寿司と一緒に。




# by mickimchi | 2023-12-11 14:15 | ご飯類 | Comments(4)

2023年秋のソウル旅行⑤ チュクミ専門店でチュクミ定食

次の日のランチはチュクミ専門店「東廟チプ(トンミョチプ)」に行きました。
とっても人気店だそうで、夜はものすごく並ぶってSNSで見てたのでお昼のオープン時を狙って。

チュクミってご存知のようにイイダコのことなのですが、韓国のチュクミのお料理ってなぜかものすごく辛い。
それはそれでいいのですが最近あんまり辛すぎるものが食べられなくなり、ここのチュクミ定食はマイルドな辛さだそうで楽しみにしてたんです。

場所は東前(トンミョアッ)駅6番出口から歩いてすぐ。
前(トンミョアッ)駅は東大門駅のお隣の駅なのに、なぜか初めて降り立ちました。
ちょっと不思議な雰囲気の町並みを歩いてすぐお店は見つけられました。

11時15分に着いたのにもうすでにお客さんが何組も入ってて、滑り込みセーフで座れました。
頼んだのはチュクミジョンシク(チュクミ定食)2人分。

麦ご飯にナムルを乗せてチュクミ炒めを乗せたら混ぜ混ぜしてチュクミビビンバにして食べるとおいし〜い!

ワカメスープとカッキムチもついてきます。
特にね、ナムルの真ん中の山くらげの炒めナムルがもう絶品。
たっぷりのエゴマの粉で和えて炒めてあって、食感がコリコリしてるんです。
これがピリ辛のチュクミ炒めと一緒に食べるといいアクセントになってご飯が進みます。
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チュクミジョンシク(チュクミ定食) は9,500ウォンでした。
チュクミパジョン(チュクミとネギのチヂミ)が名物。
4人組の女性が頼んでましたが、とっても美味しそうでした。
チュクミマンドゥ(チュクミ饅頭)なんてのもあるのね。

大勢で来たら色々頼めていいなぁ。

おひとり様もいましたよ。
このカウンターで、キッチンでイケメン店長がチュクミ料理を作ってるとこを見ながらいただくのもいいですね。
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メニューにハルラサン焼酎を見つけたので、お昼からいっときました。
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チュクミジョンシクにサラダとムク(どんぐりの粉を寒天で固めたもの)の冷製スープ仕立て、ジョンがついてるのがチュクミハンサン。
こちらは2人前から頼めます。

隣のテーブルの女性2名はチョルパンチュクミ(鉄板チュクミ)を頼んで、締めはポックンパッを作ってもらってましたよ。
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お店を出る頃にはこの行列。
11:00のオープン時に来ることをお勧めします。
量もほどほどだから、次回はひとりで行くのもいいな。
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トンミョチプ
住所:ソウル特別市鐘路区鐘路52キル43−9
営業時間:11:00~22:00 (break time 15:00~17:00)


# by mickimchi | 2023-12-07 16:16 | 韓国のおいしい所 | Comments(4)